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【2024/05/15 10:02 】 |
河井継之助の「塵壺」(4)
【註2】馬鹿らしき目にあった
九月二十四日 朝 西条四日市を発ち、広島に午後四時頃着く、城内を見物し、城市とも広大で賑やかであるが、城の外郭は手入れが行き届いておらずあまりきれいではない。山野、島々多く広大な領地であるが富国とはいえない。余りいい印象を持たない広島の船宿を夜四ッ(十時)時分、船宿より宮島へ渡るため、船に乗ったが九ッ(午前零時)過ぎ迄満潮にならないので船は出ず、ようやく船出したら船底が砂につかえて動かず、しまいには小船を雇い草津へ着く始末。.着いた頃はすでに夜が明け、寒いし、寝られなくて、今宵は馬鹿らしき目にあった。広島の川は全体に浅く、満ち潮にならないと海に出られないのが 原因だった。そのため草津に着いたのが夜明けになり、結局、船中泊になったのである。  つづく




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【2011/04/17 19:53 】 | 歴史 | 有り難いご意見(0)
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